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2016-05-20

お待たせしました!ライターズネットワーク大賞の発表です!

ライターズネットワークでは数多くの会員の活動の中から、毎年『ライターズネットワーク大賞』を選び、表彰しています。「自分たちの仕事を、自分たちで褒めないでどうする!」を合言葉に始まったこの賞も、今年は21回目。年々、会員の活動の量も増え、ジャンルも幅広くなってきました。

今回の受賞者は2名です。

●コーディネート賞
高野雅裕さん

「自分史マガジンーTheStory」の制作に対して。

選考理由
「自分史マガジンーTheStory」は雑誌形式で自分史を制作するという企画。類似の企画は他にも例がありますが、山梨県北杜市という地域に密着し、地元の印刷所およびタウン紙と地元在住のライターが連携する仕組みが秀逸です。オールカラーの16ページ立て、制作費10万円以下、最低ロット10部という気軽な仕様で、プロのライター、カメラマンの手になる聞き取り、取材による雑誌の仕上がりもすばらしい。この企画は、地域と共栄するライターの仕事に新たな可能性を広げたと言えるでしょう。高野さんはこの企画の立案・取材・執筆・編集を担当。そのコーディネート力を評価し、今回の賞を贈ることにいたします。

●プロデュース賞
前澤哲爾さん

沖縄長編ドキュメンタリー映画「うりずんの雨」 (ジャン・ユンカーマン監督 2015年)の制作に対して。

選考理由/
70年たった今も続く沖縄の地上戦のひずみを、地上戦を戦った米兵士、日本兵士、沖縄に暮らす人たちなど、日米双方に取材をして、丁寧に現場を追ったドキュメンタリー。構成は4部に分け、沖縄が今まで何度も疎外されてきたかを描いています。戦争がいかに不条理で、今を生きる人たちに悲しみと苦しみを残すのか。真摯に誠実に私たちの国の未来を問いかける力作です。前澤さんは以前から知り合いのジャン・ユンカーマン監督から沖縄についての企画を聞き、4年前、奥様とともに製作費を出資。それから3年かけて、「戦後70周年記念作品」となりました。内容には注文を与えず、確かな作品になると確信し、プロデュースを買って出た行為に敬意を表します。DVD&BOOKS(発行フォイル、3900円+税)も発売中。
http://okinawa-urizun.com/...

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