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2009-03-21

このたび、久々にビブリオサライのセミナーを開催します。
今回は、村上春樹のイスラエルでのスピーチでも話題になったパレスチナ・ガザ地区の問題を取り上げ、
メディア報道について考えていきたいと思います。
講師は10年以上にわたってパレスチナの取材を続けてきたフリージャーナリストのお2人。
今年2月、停戦後のガザ地区に入り、大手メディアが引き揚げてもなお取材を続けていた方たちです。

メディアにかかわる人間としてばかりでなく、この地球上に生きる人間として、
考えておきたいことがきっと、まだまだたくさんあるはずです。

◆ライターズネットワーク ビブリオサライ セミナー◆
「大手メディアが伝えないガザのリアル
――組織に縛られないジャーナリストにできることは何か?」

講師:藤原亮司(フォトジャーナリスト)・小田切拓(ジャーナリスト)

2008年12月、半年間の停戦の期限が切れると、イスラエル軍は過激派組織ハマスからの攻撃を理由に、パレスチナ・ガザ地区への大規模な攻勢を再開した。1月の停戦までの22日間で、ガザ側の死者は1400人を上回るといわれている。

停戦後、多くの報道機関がガザ地区に入り取材を始める。だが、ほとんどのメディアは潮が引くように短期間で取材を切り上げてしまった。そんな中、パレスチナ問題の取材経験豊富な2人の日本人ジャーナリストは、時間をかけ、ガザで起きていたことを調べていった。そこには、大手の報道機関が伝えきれないガザ地区の現実があった!

今回のセミナーでは、これまでの報道ではうかがい知れないガザ地区のリアルな実態を伝えるとともに、メディア報道の在り方を検証しつつ、組織に縛られない個人としてのジャーナリストに何ができるかを考える。

             記

ライターズ・ネットワーク ビブリオサライ セミナー
「大手メディアが伝えないガザのリアル
――組織に縛られないジャーナリストにできることは何か?」
◆講師 藤原亮司さん(フォトジャーナリスト)・小田切拓さん(ジャーナリスト)

◆日時
2009年4月10日(金)
   PM6:30 受付開始
   PM7:00 開始
   PM8:45 終了予定

◆会場
飯田橋・レインボービル 1階D会議室
東京都新宿区市谷船河原町11(家の光会館隣)
地図http://www.ienohikariss.co.jp/bld/map.html...

◆定員 45人

◆参加費用
ライターズ・ネットワーク会員 2000円 非会員3000円

◆申込締切
4月8日(水)まで

【講師プロフィール】
藤原亮司:フォトジャーナリスト。1998年よりレバノンやヨルダンなど周辺国を含めて継続的にパレスチナ問題を取材。他にアフガニスタンやコソボを取材、日本では在日コリアンの記録をライフワークとして行なっている。ジャパンプレス所属。

小田切拓:ジャーナリスト。政治・経済番組のデイレクターをしていた1997年に初めてパレスチナを訪れ、以後、パレスチナ問題を専門に報道している。アメリカ、ヨーロッパの中東政策の取材を含め、国際社会のあり方やイスラエル・パレスチナ双方の政治構造など、包括的な視点でパレスチナ問題を追っている。

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